印象的な夢のお話

仲人部長さんからのお題、「あなたのみた印象的な夢のお話」です。

いつごろ見た夢だったか、結婚生活の末期、離婚の問題でガタついていたころだったと思います。
ふだんは、起きても覚えているような夢はほとんど見ない私なのですが、目覚めてもくっきりと覚えていた夢。青、ブルーがとても印象的な夢でした。

なぜか前後の脈絡なく、父と二人で街を歩いています。
あるところから地下街へ。
地下は洞窟みたいになっていて、ブティックがいくつもあり、いつの間にか父とは離れて次から次へと服を見て回ります。服と言うよりはドレスといったほうがいいような、でも飾り気があまりなくシンプルだけれど、生地が透けるようなものだったり、光沢があったり、素材に凝ったものばかり。どこの店も、いろいろな色調の青、青、青の服ばかりがディスプレイしてあり、それを、まるで探し物をするかのように、入り組んだ通路を、次の店、次の店と見ていくのです。

自分がいる場所も、元の場所がどこだったかもわからなくなったころ、あるお店で、アクセサリーを三つ見せられます。
たしかピアスとブローチと、あと一つは何だったか……。とにかく三つ。その三つともがアンティーク風の細工をした、とても心惹かれるもので、どれもサファイアのような色あいの青い石がはめてあります。

なぜか、この三つのなかから一つ選ぶことを迫られるのですが、石の色が微妙に違い、そのどれにも心惹かれ、迷います。で、じっくり見たあと、ほとんど直感的に手を伸ばしかけたところで、目が覚めました。


あと、もう一つは子どものころに繰り返し見た夢。
真っ暗な道を歩いていきます。真っ暗なのだけれど、歩いていくうちに光が見えてくるのを知っていて、怖い感じはなく、どんどん歩いていきます。
ほのかな光が見えてきます。どんどん光が強くなってくる。と、目の前に大きな大きな、白い光で満たされた、自分の背丈よりも大きなガラスのようなものでできた玉が見えてきます。
この玉にぴったりと張り付くように、なかを覗き込みます。なかでは、いろいろな人が動いているのが見えます。でも声は聞こえない。小さい私は、なかの人のことは何もわからず、ただただじっと玉に張り付いて、なかの様子を眺めています。

と、いつの間にか現実世界で朝、目覚めている。

この夢のなかの場所は、行きたいと念じて寝れば、次にも行ける場所でした。そしてなぜか次にも見たいと思えるものでした。何回かおとずれて、そのたびに玉のなかを、じーっと見ていました。この夢はある一時期、かためて見ています。

あとからわかったのですが、このときに見ていたものは、大きくなったときの自分でした。
かつて外から見たままに、今度は自分が現実世界でそのままに動いていることに、ふと気づくことが何回もありました。小学生のときは、かなり頻繁に。中学、高校となるに従って、かなり間遠になりましたが。
大人になってしまってからは、自分の行動を外と内から同時に見た感覚がよみがえるというのはなくなりましたが、デジャ・ヴは、今でもあります。何かしているときに、ふと、ああ、これは一度見た、と。

2004 08 26 [日記・コラム・つぶやき] | 固定リンク