ユニクロの広告

ちょっと前の話題になってしまいますが、9月27日にユニクロの、一面使った新聞広告が出ました。「ユニクロは、低価格をやめます。」という広告。

それから何度か、この広告のことが小さい記事で取り扱われたりしていました。高品質宣言とかいろいろと。

思うのですが、この広告、ユニクロのブランドイメージが「安い」ということだけに固まってしまい、ともすれば「安い」=「安物」と見られてしまうことに危惧を持ち、何とかそれを転換したいという表れなのでしょうか。
いい素材ということにこだわった広告内容になっているけれど、正直、これ、効果あるんかいなと思ってしまいました。

うちでも、子どものものをはじめ、ユニクロの衣類は、けっこう買いましたけれど、いまではめったに買わないし、買っても、買うアイテムはかなり限定しています。Tシャツ、トレーナー、安いほう(笑)のセーターぐらい。Gパンをはじめパンツ類はもう絶対買わないだろうし、シャツ類は、女性用は絶対買わないし、男性用も、まず買いません。

理由の一つには、高校生の息子がいやがるようになったから。安いとかどうとかではなしに、売られている数が多いため、着ていると人とかぶることが多くて結果ユニクロだとはっきりわかってしまうためです。それが嫌だということらしいんです。
もう一つの理由は、パンツ類もシャツ類も、カットやデザインがいまいちで、着たときのシルエットが良くないこと。特に、若くて体型が崩れてない娘や息子は、まあ、まだそれなりに見えるのですが、親の私や水無月が着たときに、他のメーカーのものと比べると、なぜか見てくれが冴えないんです。女物のジーンズ・パンツ類は、他メーカーのジーンズやパンツに比べても、「あらゆる人のために」のためなのか、ヒップとウエストの差が少なくて、ヒップにあわせるとウエストの後ろがブカブカと余ってしまう。何より、1日はいているうちに、サイズに余裕があるものでも、カットかデザインかのどこかに無理があるらしく、座ったり立ったりの動作で足の付け根前面が締め付けられて、夕方には足がものすごく疲労してむくんでしまいます。
女性物のシャツは、襟のつき方が男物ちっくで、ボタンを一つ二つはずして着たときも、全部しめて着たときも、どこか野暮ったくて首が長くきれいに見えない。カットソー、ニット類では同じものの同サイズを2枚買ったとき、編み地の糸調子や、襟ぐり、袖ぐり、身頃の大きさが違って、もう一つは大丈夫なのに、片方はきつかったりするというバラつきが大きい。

素材は頑張っているのかもしれないけれど、素材だけよくても、デザイン、カット、仕立てから全部トータルでバランスがよくなければ、品質がいいとは言えない。私の感覚からすると、ユニクロのものは「お値打ち」に思えるものが少ない。「着ごこち」を「徹底的に検討し」と書かれても、ほんと? もうだまされーへんもん、と身構えてしまいます。

上に書いたのは、あくまで私個人のユニクロ製品への感想に過ぎないわけですが、一度しっかりついてしまったイメージをひっくり返すのって、難しいんですよね。

2004 10 13 [ファッション・アクセサリ, 日記・コラム・つぶやき] | 固定リンク